BOTCON×パルプモールド ドーム型スイーツボックス

3D設計データを忠実に再現。丸みのあるドーム形状をパルプモールドで量産する。
スイーツブランド「BOTCON」様より、ドーム型の丸みを帯びた形状を持つパッケージのご依頼をいただきました。紙製でありながら曲面を美しく再現し、環境配慮と高級感を両立させたいというご要望です。

お客様の課題
プラスチック素材であればドーム形状の成形は比較的容易ですが、環境配慮の観点から紙製パッケージへの切り替えをご希望でした。しかし紙素材で滑らかな曲面を再現するのは技術的なハードルが高く、また量産時に形状のばらつきが出やすいという課題がありました。加えて、発売前のデザイン検討段階から仕上がりイメージを正確に共有できる仕組みも求められていました。
PACKTOSSの提案
パルプモールド成形の技術を活かし、ドーム形状を金型レベルで精密に設計。3Dモデルによる事前シミュレーションでデザインイメージを共有したうえで、実際の型を製作し量産へ移行しました。3Dレンダリングと実写真を比較しても分かる通り、設計段階のイメージ通りの曲面と質感を量産品で再現しています。
パルプモールドは植物由来の繊維を型に流し込んで成形するため、プラスチックのような自由な曲面表現には工夫が必要です。型の設計精度と乾燥工程の管理を徹底することで、丸みを帯びた形状でも歪みのない安定した仕上がりを実現しています。
この事例のポイント
①3Dモデルによる事前デザイン確認
量産前に3Dレンダリングでドーム形状の仕上がりイメージを共有。発売前のデザイン検討段階から、実際の質感や陰影に近いイメージで確認いただけるため、認識のズレなくスムーズに量産工程へ進めます。

②パルプモールドならではの曲面成形技術
紙素材でありながら滑らかなドーム形状を実現するため、型設計と乾燥条件を綿密に調整。繊維の絡み方や厚みのムラを抑えることで、量産時にも安定した曲面品質を保っています。
③環境配慮と高級感の両立
植物繊維由来のパルプモールド素材を使うことで、プラスチックを使わずに済みながらも、ドーム形状ならではの高級感あるフォルムを実現。サステナブル素材と意匠性を両立させたいというブランド様のご要望にお応えしました。



PACKTOSSからのご提案
3Dモデルによる事前確認から精密な型設計、量産まで一貫して対応できるのがPACKTOSSの強みです。「紙でこの形は難しいのでは」というご相談も、まずはお気軽にお問い合わせください。
この事例はパルプモールド開発の一例です。他の実績・事例もご覧いただけます。ご相談はお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
パルプモールドという製法について
「BOTCON×パルプモールド ドーム型スイーツボックス」で採用しているパルプモールドは、古紙などの植物繊維を水に溶かし、型に流し込んで成形する製法です。プラスチックの射出成形とは異なり、複雑な立体形状や凹凸のある形状も型ひとつで再現でき、緩衝性と意匠性を両立できる点が特徴です。
石油由来のプラスチック緩衝材や梱包材からの置き換えが進む中、古紙を主原料とするパルプモールドは環境負荷を抑えられる素材としても採用が広がっています。パルプモールドの技術的な特徴や設計のポイントは、パルプモールド開発ページで詳しくご紹介しています。
