ハート型パルプモールド コンパクトミラーケース

紙の曲面に、鮮やかな柄をのせる。パッドプリンティングが拓くパルプモールドの表現力。
プロジェクト概要
コスメブランド向けに製作した、ハート型のパルプモールドコンパクトミラーケースです。
表面には、立体的な曲面にも精密に印刷できるパッドプリンティング(タンポ印刷)を採用し、ヒョウ柄のグラフィックを美しく再現しました。
平面印刷とは異なり、丸みを帯びた3D形状の凹凸に沿って柄がずれることなく転写されている点が大きな特徴です。

お客様の課題
曲面のあるパルプモールド製品は、通常の平面印刷では柄が歪んだりかすれたりしてしまい、ブランドのグラフィックを綺麗に再現するのが難しいという課題がありました。プラスチック成形品のような鮮やかな加飾表現を、紙素材でも実現したいというご相談でした。
PACKTOSSの提案
シリコンパッドを用いたタンポ印刷技術を活用し、球面や曲面といった複雑な立体形状にも、色ズレなく精密にグラフィックを転写する工程を確立しました。パルプモールドの成形自由度と、曲面印刷の加飾表現を組み合わせることで、平面的な印刷では出せない立体感のあるデザインを実現しています。
この事例のポイント
3D曲面への高精度印刷
ハート型のような丸みのある形状でも、パッドプリンティングなら柄の歪みを抑えて美しく仕上げられます。
環境配慮とデザイン性の両立
紙由来のパルプモールドを土台にすることで、プラスチックを使わずに華やかなグラフィックパッケージを実現しています。
多色・複雑なパターンにも対応
ヒョウ柄のような細かい配色パターンも、版を重ねることで再現可能です。
PACKTOSSからのご提案
「曲面には印刷できない」と思われがちなパルプモールド製品にも、パッドプリンティングを組み合わせることで、ラグジュアリーブランドが求める繊細なグラフィック表現を実現できます。曲面への加飾でお悩みの際は、ぜひご相談ください。
この事例はパルプモールド開発の一例です。他の実績・事例もご覧いただけます。ご相談はお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
パルプモールドという製法について
「ハート型パルプモールド コンパクトミラーケース」で採用しているパルプモールドは、古紙などの植物繊維を水に溶かし、型に流し込んで成形する製法です。プラスチックの射出成形とは異なり、複雑な立体形状や凹凸のある形状も型ひとつで再現でき、緩衝性と意匠性を両立できる点が特徴です。
石油由来のプラスチック緩衝材や梱包材からの置き換えが進む中、古紙を主原料とするパルプモールドは環境負荷を抑えられる素材としても採用が広がっています。パルプモールドの技術的な特徴や設計のポイントは、パルプモールド開発ページで詳しくご紹介しています。
